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配送ドライバーの手首・膝の負担対策

目次

食品配送ドライバーの仕事は、長時間の運転に加えて、番重や段ボールの積み下ろし、台車での納品など体を使う場面の多い仕事です。腰痛はよく知られていますが、実は手首や膝に痛みを抱えるドライバーも少なくありません。ここでは、手首・膝に負担がかかる理由と、日々の業務で取り入れやすい対策を紹介します。

配送ドライバーの手首・膝に負担がかかる理由

荷物の持ち運びで手首に負担が集中する

重い荷物を片手で持ったり、無理な持ち方を繰り返したりすると、手首や腕の筋肉に負担が集中し、腱鞘炎や関節痛につながることがあります。冬場は手の感覚が鈍くなり、荷物を落としそうになって手首をひねってしまうケースもあるため、季節を問わず注意が必要です。

ペダル操作と同じ姿勢が膝を疲れさせる

運転中はアクセルとブレーキを踏み替える動作を何度も繰り返します。かかとを床につけたまま、つま先だけでペダルを操作するクセがあると、膝の周りの筋肉や靭帯に偏った負担がかかりやすくなります。また、膝を曲げたまま長時間座っていると関節や筋肉がこわばり、車を降りるときに膝の曲げ伸ばしが痛むこともあります。

荷台の乗り降りや段差で膝に衝撃がかかる

食品配送では、荷台に上がって荷物を取り出したり、店舗の搬入口の段差を越えたりと、1日に何度も膝を曲げ伸ばしします。荷台から飛び降りる動作は、膝に大きな衝撃がかかるため、繰り返すうちに痛みにつながることがあります。クッション性の低いシートで路面からの振動を受け続けることも、膝への負担を増やす原因のひとつです。

業務中にできる手首・膝の負担対策

両手で持ち、台車やパワーゲートを活用する

荷物はできるだけ両手で持ち、持ち上げるときは膝を曲げて体に近づけるのが基本です。台車やパワーゲートなど、使える道具は積極的に使いましょう。滑りにくい作業用手袋を着けると荷物をしっかり握れるため、手首に余計な力が入りにくくなります。荷台から降りるときは飛び降りず、ステップや手すりを使って一段ずつ降りるようにしましょう。

シートの位置を見直す

シートが前すぎると膝が窮屈に曲がり、後ろすぎるとペダルを踏むたびに足を伸ばすことになります。シートに深く座り、ブレーキをしっかり踏み込んでも膝が伸びきらない位置に合わせると、膝への負担を減らせます。ペダルは足全体で踏むことを意識しましょう。

休憩時間に軽く体を動かす

休憩で車を停めたら、車から降りて体を動かすのがおすすめです。車や壁に手をついて片足を軽く前後に振る、太ももの裏やふくらはぎをゆっくり伸ばすといった体操を、運転の前後に数回ずつ行うだけでも、膝周りのこわばりをほぐせます。手首も指や手のひらを軽く伸ばしておくと、作業中の負担を和らげられます。

ストレッチは「痛気持ちいい」程度にとどめ、反動をつけずにゆっくり行うのがポイントです。長時間の運転が続く日は、1〜2時間に1回を目安に休憩を取り、こまめに体を動かすようにしましょう。

道具やセルフケアも上手に取り入れよう

手首や膝の負担が気になる場合は、サポーターを使うのもひとつの方法です。ただし、締め付けが強すぎると血流が悪くなることもあるため、伸縮性があり、作業や運転の邪魔にならないものを選びましょう。クッション性のあるインソールも、荷台の乗り降りなどで膝にかかる衝撃を和らげるのに役立ちます。仕事のあとは湯船につかって体を温め、疲れを翌日に残さないことも大切です。

また、ウォーキングなどの軽い運動で膝を支える筋肉を鍛えておくと、仕事中の負担を受け止めやすくなります。

セルフケアを続けても痛みが引かない、腫れや熱っぽさがあるといった場合は、我慢せずに整形外科などの医療機関に相談しましょう。早めに受診することで、症状が悪化する前に適切な対処ができます。

体をいたわりながら長く働き続けよう

手首や膝の不調は、日々の小さな負担の積み重ねで起こりやすくなります。正しい荷物の持ち方やシートの調整、こまめなストレッチを習慣にして、配送ドライバーとして長く健康に働き続けられる体づくりを心がけましょう。無理をしないことも、プロのドライバーにとって大切な仕事のひとつです。

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アサヒロジスティクスは昭和20年の創業以来、食品物流に特化。センター運営からトラック運行まで、自社オペレーションを一括で行っています。トラックの台数は1,600台超(1,696台)、ドライバー数は2,500名超、毎日500万人の食生活を支えている業界の中でも大手の企業です。
(2025年3月末時点、ドライバー数は2025年2月3日時点*)

*参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000054516.html

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