冷凍食品や乳製品、生鮮食品などを運ぶ冷凍・冷蔵配送では、荷台や冷凍庫での作業が欠かせません。商品の品質を守るために温度を下げたまま作業するため、ドライバーにとっては体が冷えやすい環境です。ここでは、冷凍・冷蔵配送で体が冷えやすい理由と、防寒着の選び方や体調管理のポイントを紹介します。
冷凍・冷蔵の荷台や倉庫は、保管する商品に合わせて温度が決められています。商品の品質と食品の安全を守ることが優先されるため、作業する人が寒くても温度を上げることはできません。積み込みや荷降ろしのたびに冷えた空間に入ることになり、体温が奪われやすくなります。
配送ドライバーは、冷え込む早朝の出発、暖房の効いた車内、冷えた荷台での作業と、1日のなかで何度も温度の変化にさらされます。荷降ろしで汗をかいたあとに一気に体が冷える「汗冷え」も起こりやすく、夏場でも冷凍庫と外気の温度差で体調を崩すことがあります。寒暖差による疲れは集中力や判断力の低下にもつながるため、服装を「安全装備」として考えることが大切です。
防寒の基本は、厚着をすることではなく汗で体を冷やさないことです。保温性がありながら蒸れにくい発熱インナーや、汗を吸っても冷えにくいメリノウール素材のインナーが向いています。汗をかいたときのために、替えのインナーを車に用意しておくと安心です。
アウターは、車内と荷台を行き来しても脱ぎ着しやすい、軽量のダウンや中綿ジャケットがおすすめです。冷凍庫内での作業が多い場合は、会社から専用の防寒着が支給されることもあるため、入社時に確認しておきましょう。防風性やストレッチ性があるものを選ぶと、荷物の積み下ろしもしやすくなります。
首や手首、足首は冷えを感じやすい部分です。ネックウォーマーやレッグウォーマーで守ると、体感温度が大きく変わります。手袋は薄手のインナー手袋の上にグリップ付きの作業手袋を重ねると、防寒性と荷物の持ちやすさを両立できます。足元は防寒ソックスと断熱インソールを組み合わせると、冷たい床からの冷気を防ぎやすくなります。
出発前や荷台に入る前に、肩を回す、背伸びをするなど軽く体を動かしておくと、体温が上がって冷えにくくなります。貼るタイプのカイロをお腹や腰に使うのも効果的です。使い捨てカイロは約10時間温かさが続くものが多く、1日の作業中の冷え対策に役立ちます。
保温ボトルにお茶や生姜湯などの温かい飲み物を入れておくと、短い休憩でも体を温められます。冷えで体がこわばると、荷物の扱いで体を痛めたり、手元が狂ったりする原因にもなるため、こまめに温まる時間をつくりましょう。
停車中にエンジンを切らなければならない場面では、暖房が使えず車内が冷えてしまいます。モバイルバッテリーで使える電熱ベストや、後付けのシートヒーターがあると、エンジン停止中でも体の芯や腰回りを温められます。暖房を使うときは、足元を中心に温めると効率よく体が温まります。
頭がぼんやりする、体が冷えて動きが鈍くなるといった状態は、運転ミスや荷扱いでのケガにつながる危険なサインです。体が冷え切ったまま無理に作業を続けず、少しでも異変を感じたら休憩を取って体を温めましょう。
冷凍・冷蔵配送は、寒さへの備えがそのまま安全で快適な働き方につながる仕事です。インナーや小物を工夫し、会社の支給品やサポートも上手に活用して、冷えに負けない体調管理を心がけましょう。冷凍・冷蔵配送の求人を探す際は、防寒着の支給や休憩スペースの有無も比較のポイントにするとよいでしょう。

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アサヒロジスティクスは昭和20年の創業以来、食品物流に特化。センター運営からトラック運行まで、自社オペレーションを一括で行っています。トラックの台数は1,600台超(1,696台)、ドライバー数は2,500名超、毎日500万人の食生活を支えている業界の中でも大手の企業です。
(2025年3月末時点、ドライバー数は2025年2月3日時点*)
*参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000054516.html)