
配送ドライバーにとって身近なリスクといえるのが駐車違反です。ここでは、駐車違反の定義と罰則、配送ドライバーができる駐車違反対策などを解説しています。
道路交通法で駐車は次のように定義されています。
駐車 車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で五分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)、又は車両等が停止(特定自動運行中の停止を除く。)をし、かつ、当該車両等の運転をする者(以下「運転者」という。)がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。
参照元:e-GOV法令検索:(https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105)
5分以内の荷物の積み下ろしは駐車にあたりません。ただし、荷物の配達などで車両から離れて直ちに運転できない状態になると5分以内であっても駐車に該当します。直ちに運転できない状態は、視認できる場所にドライバーがいない状態を指します。駐車が認められている場所で駐車の方法に従わない場合、駐車が禁止されている場所に駐車した場合などは駐車違反に問われる恐れがあります。
駐車違反の罰則はケースで異なります。ここでは、時間制限駐車区間以外における罰則を紹介します。
| 場所・方法 | 違反点数 | ・専用駐車区間などではない場合 ・標章自動車が専用駐車区間などで違反した場合 |
・一般車両が専用駐車区間違反などで違反した場合 | ||
| 大型車の反則金 | 普通車の反則金 | 大型車の反則金 | 普通車の反則金 | ||
| 駐停車禁止場所 | 3点 | 25,000円 | 18,000円 | 27,000円 | 20,000円 |
| 駐車禁止場所・方法違反 | 2点 | 21,000円 | 15,000円 | 23,000円 | 17,000円 |
| 場所・方法 | 違反点数 | ・専用駐車区間などではない場合 ・標章自動車が専用駐車区間などで違反した場合 |
・一般車両が専用駐車区間違反などで違反した場合 | ||
| 大型車の反則金 | 普通車の反則金 | 大型車の反則金 | 普通車の反則金 | ||
| 駐停車禁止場所 | 2点 | 15,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 14,000円 |
| 駐車禁止場所・方法違反 | 1点 | 12,000円 | 10,000円 | 14,000円 | 12,000円 |
参照元:警視庁公式HP:( https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/torishimari/tetsuzuki/hansoku.html )
参照元:警視庁公式HP:( https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/tensu.html)
違反点数に加え、反則金も科されるため注意が必要です。
駐車違反後に出頭しない場合、車両の使用者宛に放置違反金の納付書が届きます。これを支払えば違反点数はつきませんが、滞納すると延滞金が加算され、最終的には財産の差し押さえを受ける可能性があります。また、車検も通らなくなります。
出頭しないことで違反点数を免れる一時的な利点はありますが、短期間で駐車違反(放置違反金の納付)を繰り返すと、「車両使用制限命令」を受けることになります。最終的には重いペナルティが課されるため、放置せず適切に対応することが重要です。
駐車と停車の違いは、継続的な停止か、すぐに発車できる状態かです。
駐車は、継続的な停止(客待ち、5分を超える荷物の積み下ろしなど)や、運転者が車から離れてすぐに運転できない状態での停止を指します。一方、停車は駐車以外の停止で、人の乗り降りや5分以内の荷物の積み下ろしなど、短時間の停止が該当します。
駐停車禁止の場所では、駐車も停車もできませんが、駐車禁止の場所では停車は可能です。
駐車が禁止されているのは、「駐車禁止」や「駐停車禁止」の標識・標示がある場所です。また、道路交通法で定められた場所も駐車禁止となります。
具体的には、車庫や駐車場の出入り口から3m以内、道路工事区域から5m以内、「火災報知機は1m以内、消火栓・指定消防水利の標識位置・防火水槽の取入口は5m以内は駐車禁止です。そして駐車車両の右側に3.5m以上の余地がなくなる場所などがあります。
停車禁止の標識や標示がある場所では、停車も駐車もできません。これは、道路交通法で定められた場所でも同様です。
具体的には、交差点や横断歩道・自転車横断帯は5m以内、踏切は前後10m以内、安全地帯の左側とその前後10m以内、道路の曲がり角5m以内、坂の頂上付近・急こう配・トンネル・軌道敷内も停車禁止です。これらの場所は、交通の安全を確保するために特に厳しく規制されています。
基本の対策としてあげられるのが駐車スペースの確保です。取引先に相談して駐車場を利用させてもらうとよいですが、駐車場がない場合や何かしらの事情で駐車場を利用できない場合は周辺のコインパーキングなどの活用を検討します。コインパーキングなどが混雑しやすいエリアは、所有者に許可を取ったうえで周辺の私有地などを確保しておくとよいでしょう。
併せて行っておきたいのが、配送エリアにおける交通ルールの確認です。駐停車禁止の場所などを改めて確認しておくと、駐車違反に問われるリスクを小さくできます。警察官に駐車違反に問われない配送方法を相談することも有効と考えられます。
放置車両違反対策として、2人1組で配送することも行われています。具体的には、1名が配送を行っている間、もう1名は車両で待機します。直ちに運転できない状態にならないため行われている対策です。ただし、駐車違反に問われることを確実に防げるわけではありません。あくまでも放置車両違反(駐車監視員)対策と捉えてしておきましょう。

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アサヒロジスティクスは昭和20年の創業以来、食品物流に特化。センター運営からトラック運行まで、自社オペレーションを一括で行っています。トラックの台数は1,600台超(1,696台)、ドライバー数は2,500名超、毎日500万人の食生活を支えている業界の中でも大手の企業です。
(2025年3月末時点、ドライバー数は2025年2月3日時点*)
*参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000054516.html)