ドライバーとしての勤務経験がない方がルート配送ドライバーに転職する場合、気になるのはルート配送ドライバーの具体的な一日の仕事の流れではないでしょうか。配送する荷物の種類や勤務地によって若干の違いはありますが、ルート配送ドライバーの基本的な一日の仕事の流れを紹介します。
ここでは、配送ドライバーの仕事内容についてお伝えします。また、勤務時間や担当するエリアについても見ていきましょう。
さまざまなお客さまのもとに荷物を届けるのが配送ドライバーの仕事です。お届け先としては個人のお宅や店舗、企業などその日によって異なります。また、届ける荷物も食品や日用品、服飾品、資材など非常に多彩です。
さらに荷物の中身によっては常温でお届けするものもありますし、食品などの場合には冷蔵や冷蔵の状態で運ぶことが必要なものも。このような荷物の場合には、専用の冷蔵・冷凍車で荷物の配送を行っていきます。
配送ドライバーの勤務時間や配送エリアは会社によって異なります。これは、会社ごとに事業内容や取り扱う荷物が異なるため。勤務時間については、日勤のみ担当する場合もありますし、逆に夜勤が多くなるケースもあるでしょう。さらに、担当する配送エリアについても、近隣のエリアで配送を行うケースや、長距離の配送を担当することもあります。
以上のように、配送ドライバーとして働く上では、勤務時間や担当するエリアなどについて求人情報などであらかじめ確認し、自分の希望と合っているかを確認することが大切です。
配送ドライバーには長距離を担当するケースと短距離を担当するケースがあります。それぞれの特徴についてまとめましたので、どのような違いがあるのか見ていきましょう。
長距離を担当するドライバーの場合は、移動距離が長い点が大きな特徴です。複数の地域や県を移動しながらの輸送を担当するため、時には数日間家をあけるケースもあります。
長距離ドライバーはその移動距離から、必然的に長時間運転をすることになります。この点から、長距離移動に耐えられる体力が必要ですし、時間通りに輸送を行える時間管理のスキルが求められます。また、運転と休憩のバランスをうまく取りながら荷物を運ぶことも大切です。ちなみに、トラックストップなどで休息をとるケースが多く見られます。
短距離ドライバーは、エリアドライバーとも呼ばれており、特定の決まったエリア内での配送を担当します。主に小型車やバンを運転しながら配送を行いますが、その日のうちに配送が完了することが一般的です。また、同じ配送先を回るタイプを「ルート配送」、その時によって配送先が変動するタイプを「スポット配送」と呼んでいます。
エリアドライバーの場合は、短時間で多くの荷物を配達するスキルが求められます。いかに計画的に配達できるかを考えながら仕事を進めていくことが大切です。
配送ドライバーの求人の中には「普通免許OK」としているものがあるように、普通免許のみの場合でも配送ドライバーの仕事ができます。さらに、経験の有無も問わないとしている会社もありますので、比較的挑戦しやすい仕事であると考えられます。
ただし、中には中型や大型の免許が必要な仕事もありますので、配送ドライバーとしてのキャリアアップを希望するのであれば免許の取得を目指してみてはいかがでしょうか。中には、資格取得の支援制度を用意している企業もありますので、この部分もチェックしておきましょう。
ここでは、配送ドライバーに必要なスキルをご紹介します。この仕事に興味がある方はぜひチェックしてみてください。
配送ドライバーは、荷物をお届けするためにトラックやバンなどを運転しますので、運転スキルが求められます。ドライバーとして仕事する中では、広い道ばかりではなく、狭い道や曲がりくねった道を運転することもあるでしょう。そのため、運転スキルがないと苦労する場面もあるかもしれません。また、大型トラックを運転する場合には、車体が大きい分、高い運転スキルが求められます。
運転している時間が長いものの、お客さまと接するタイミングがある点も配送ドライバーの特徴です。近年では、宅配ボックスへの配送や置き配が普及してきたこともあり、以前よりも個人宅への配送の際に直接お客さまと対面する機会は減ってきたといえますが、お客さまと話をする機会がゼロになったわけではありません。
このようにお客さまと接するタイミングがあることから、配送ドライバーにも接客のためのコミュニケーションスキルは必要であるといえるでしょう。
配送ドライバーがお届けしている荷物は、お客さまからお預かりした大切な荷物です。このことから、単に荷物を届ければそれで良い、と思って仕事をするのはもってのほか。荷物を安全にお届けする、という責任感を持って仕事に取り組む姿勢を持つことも、配送ドライバーに求められるポイントといえます。
配送指定の荷物などは、決められた日時に届ける必要があります。そのため配送ドライバーはルートを調整して時間通りに荷物をお届けするスキルも求められます。しかし、いつも通っている道が工事中などで通行止めになっているなどのケースもあるでしょう。このような場合にも臨機応変に対応できるように、さまざまな道を覚えておくと良いでしょう。
上記でもお伝えしましたが、配送ドライバーはお客さまからお預かりした大切な荷物を取り扱います。この点から、丁寧に荷物を扱うことが求められます。特に注意すべき荷物には「割れ物」や「天地無用」といった注意書きがありますが、そのほかの荷物も丁寧に扱うようにしましょう。
有名スーパーやコンビニ、レストランなどに食品を配送している食品配送業界大手のアサヒロジスティクスに、1日のだいたいの流れについて聞きました。ルート配送ドライバーを考えている方はぜひ参考にしてください。
えっ、朝5時に出勤？こんな朝早くからスタートする仕事なんだね！
そうなんだ！スーパーの配送ドライバーさんの朝は早いよ～。
積み込みはやっぱり結構大変なのかな～？
台車のまま積み込みができるから負担が少ないの！パワーゲート付のトラックだから、積み下ろしも楽チンなの～。
昼食の時間はかなり早めなんだね！たしかに朝5時から働いたらこれぐらいの時間にお腹が空きそう。
でも、昼食後の運転は眠くなるから、事故を起こさないように細心の注意が必要なの！
店舗に着いたら基本的には荷物を下ろすだけなのかな？
商品をお届けし終わったら、空になった容器も回収するんだよ～。
コンビニの場合は基本13時から出勤ということでいいのかな？
温度帯によって出勤時間が違うよ～。一度は見たことのある商品を積み込むんだ！
コンビニはたくさんあるし、道を覚えるのは大変そうだな…。
研修中に何度も先輩といっしょに行ったお店さんだから安心なの！
コンビニの積み下ろしは、スーパーと違うのかな？やっぱりちょっと大変なのかなぁ。
オートフロア車（床が前後に動く）だから負担が少ないの～。
夜中の運転は視界が悪くなるから注意が必要だよね！
そう、暗い道を走るから注意が必要だよ！でも、道が空いているからスイスイ行けるの。ほぼ渋滞はないよ～。
洗車して終わるというのも気持ちがいいね！
次に運転する人のために、燃料チェックと洗車は必須だよ～。
アサヒロジスティクスではトラックドライバーとして活躍したい方を大募集！ドライバー未経験の方も大歓迎！少しでも興味を持った方はぜひ応募してね！
アサヒロジスティクスではトラックドライバーとして活躍したい方を大募集！ドライバー未経験の方も大歓迎！少しでも興味を持った方はぜひ応募してね！
アサヒロジスティクスは昭和20年の創業以来、食品物流に特化。センター運営からトラック運行まで、自社オペレーションを一括で行っています。トラックの台数は1,600台超（1,696台）、ドライバー数は2,500名超、毎日500万人の食生活を支えている業界の中でも大手の企業です｡
（2025年3月末時点、ドライバー数は2025年2月3日時点*)
*参照元：PR TIMES（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000054516.html）
