
私たちの生活を陰から支える職業の一つであるルート配送ドライバーですが、ルート配達ドライバーになるために特別な職歴や資格等は必要なのでしょうか。まったくの未経験であっても配達ドライバーになることはできるのでしょうか。
結論から言えば、普通運転免許証を除けばルート配達ドライバーになるために必要な特別な経験や資格等はなく、未経験でもルート配送ドライバーとして活躍することは可能です。実際に、ルート配達ドライバーの採用にあたっては学歴・職歴不問とし、やる気がある人を広く採用するという企業がほとんどとなっています。
また、他のトラックドライバーと比べて、女性ドライバーの数が多いのもルート配送ドライバーの大きな特徴です。
しかし、取り扱う荷物の種類等によっては、中型・大型自動車第一種運転免許といった資格の取得を推奨する企業もあります。
そうした企業の中には、該当する特殊免許の取得を入社後に行う場合には、資格取得のために費用の一部を会社が負担してくれる企業もあります。配達ドライバーの求人情報を比較する際には、そうした資格取得支援制度の有無についても注意するようにするといいでしょう。

配送ドライバーは未経験者であっても活躍することができる職業です。しかし、決められた荷物を目的地まで確実に運ぶことが求められる配送ドライバーという職業においては、例えば、事務職や営業職とはまったく異なる時間管理能力や責任感が必要になります。
また、一言にルート配送ドライバーといっても、荷物の種類や走行距離の違いによって、必要となる能力は少しずつ変わってきます。一般論として、未経験者がルート配送ドライバーという職業に慣れ、自律的に判断しながら業務がこなせるようになるまでは、一定の期間が必要になると言えるでしょう。
そのため、未経験者がルート配送ドライバーの求人に応募する場合には、企業のサポート体制を確認することが非常に重要です。例えば、アサヒロジスティクスのように、独自の研修センターでの新人研修をしっかりと行い、研修終了後にも一定期間のフォローアップがあるような企業であれば理想的であると言えるでしょう。
配送ドライバーは未経験でもチャレンジできる仕事ですが、以下のような資格・免許があると就職に有利になります。
中型自動車免許証とは、車両総重量が11t未満、定員29人以下の車両のことです。中型自動車免許を含め、現在は自動車の運転免許受験者数が減少傾向にあるため、普通免許に加えて中型免許を持っていれば、他の求職者との大きな差別化になり、転職に有利になるでしょう。
もともと運送業界は給与水準が高めに設定されていますが、4tトラックと2tトラックでは、前者のドライバーの方が高い収入も期待できます。配送・運搬ドライバーに加え、バスドライバーも視野に入るでしょう。
大型免許とは、車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上の自動車を運転できる免許です。近年トラックドライバーの高齢化・人手不足によって、大型ドライバーとして働ける大型自動車免許を持つ人材はどんどん需要が高まっています。
そのため大型免許を取得していれば、たとえドライバー未経験であってもかなり有利に就職・転職活動を勧められるでしょう。給与アップを目指して就職先を探している人にもおすすめの免許です。
フォークリフトは物流業界や建築業界で欠かせない産業車両です。フォークリフト免許には、最大積載荷重1t以上のフォークリフトが運転可能な「フォークリフト運転技能講習」と、最大積載荷重1t未満のフォークリフトが運転可能な「フォークリフト運転特別教育」の2種類があります。
フォークリフト技能者の資格を持つ人は大型自動車免許の取得者よりも高い需要を持っており、物流業界や空港・港湾ターミナル、建築・土木現場など…様々な現場で活躍が期待できます。
危険物取扱者試験には、「甲種」「乙種」「丙種」の3種類があります。それぞれ試験で問われる知識が異なりますが、合格率は決して低くないためチャレンジしやすいのが特徴。
危険物取扱者の資格があると選べる仕事の幅が広がり、ガソリンスタンドスタッフや消防士といった職種を選べるようになるだけでなく、オイルやアルコールなどを含む荷物を配送する物流ドライバー業への就職でもアピールポイントとなるでしょう。
配送ドライバーとしてキャリアチェンジ・キャリアアップを目指している人のために、各種資格取得の支援制度も行われています。例えば資格取得支援制度はドライバー業界未経験者を対象として、大型・中型・自動車運転免許二種といった免許取得の費用を全額または一部、会社が補助することが可能です。
資格取得の支援制度を実際に行っているかどうかは会社によって異なりますが、未経験のドライバーへの育成・研修制度としてこうした資格取得をサポートしている配送会社は多くありますよ。
未経験者も活躍している食品配送業界の大手アサヒロジスティクスに、未経験者の割合や、活躍してもらうためのサポート体制について聞いてみました。

アサヒロジスティクスにトラックドライバーで採用された人の中で、未経験者の割合はどれくらいいるの?

新しく入社するドライバーの約6割が未経験者!しかもトラック専用の研修センターがあるから、トラックに乗るのが初めての方でも安心だよ~。

半分以上が未経験なんだね!研修センターというのはどういう施設なの?

敷地は約3,500坪、総延長約700メートル、直線約130メートル、外周約400メートルもあるの~。S字コースが2本とクランクが1本、坂道発進コースや可動式ドックシェルターもあって、本格的にトラックの運転について学べるの~。

えっ、それってもう教習所レベルじゃん。そんなに施設が整っているなんて、すごい!

もともと教習所の教官だったインストラクターが、親切丁寧に教えてくれるんだ~。運転技術だけでなく、座学では法令や運転で注意しなければならない点を教えてくるから、自分の成長が感じられるって評判だよ!

実際に現場に出る前に実践形式で技術を学べるから未経験者でも安心だね!一度見てみたいな~。
というわけで、取材に行ってきました!

アサヒロジスティクスではトラックドライバーとして活躍したい方を大募集!ドライバー未経験の方も大歓迎!少しでも興味を持った方はぜひ応募してね!

アサヒロジスティクスではトラックドライバーとして活躍したい方を大募集!ドライバー未経験の方も大歓迎!少しでも興味を持った方はぜひ応募してね!
アサヒロジスティクスは昭和20年の創業以来、食品物流に特化。センター運営からトラック運行まで、自社オペレーションを一括で行っています。トラックの台数は1,600台超(1,696台)、ドライバー数は2,500名超、毎日500万人の食生活を支えている業界の中でも大手の企業です。
(2025年3月末時点、ドライバー数は2025年2月3日時点*)
*参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000054516.html)