長距離配送ドライバーとは、東京から大阪といった、片道での距離が300キロメートルを超える配達先に荷物を届けるトラックドライバーです。勤務時間のほとんどがトラックの運転となるため、荷物の積み込み・積み下ろしを行う回数や他人とコミュニケーションをとる機会が少なく、運転が好きな方や、長時間一人で仕事をすることを苦に思わない方に向いている業種と言えます。また、拘束時間が長く、勤務中は仮眠しかとることができないため、一時的に短時間の睡眠が続いても身体的なストレスを感じずらい、というのも、長距離配送ドライバーに必要な素質の一つです。
また、指定された時間までに配達先に荷物を届けさえばすれば良いため、走行のペースや休憩回数などはドライバー自身が決めることが出来るなど、ドライバーに任された裁量が非常に大きい点は、長距離配送ドライバーの大きな特徴と言えるでしょう。業務を早く終わらせることができれば、その分だけ拘束時間は短くなるため、目的に応じて自分のペースで仕事をすることができます。
拘束時間の長さと、それによる肉体的な負担の大きさから、長距離配送ドライバーの給与面での待遇は非常に良いものとなっています。例えば、月収で比較すると、他のトラックドライバーの平均月収が25〜45万円程であるのに対し、長距離配送ドライバーの平均月収は40〜60万円程となっています。そのため、「トラックドライバーとしてガンガン稼ぎたい!」という方に向いているのは、ルート配送ドライバーや軽貨物ドライバーではなく、長距離配送ドライバーであると言えます。
両者ともトラックドライバーではあるものの、ルート配送ドライバーと長距離配送ドライバーとでは仕事内容や求められる素質・能力は大きく異なります。
長距離配送ドライバーは一日で往復することが出来ない距離を走行します。また、早く仕事を終わらせることができればその分拘束時間は短くなるものの、道路事情によっては想定以上の時間がかかることもあります。そのため、プライベートと仕事を両立させることは、長距離配送ドライバーの場合難しいと言えます。
反対に、ルート配送ドライバーの場合、基本的に一日で往復することが出来る距離を走行し、始業時間および終業時間もシフトでの管理となります。また、繁忙期を除けば残業もほとんどありません。そのため、ルート配送ドライバーの場合、一日のスケジュールを把握しやすく、プライベートと仕事を無理なく両立させることが出来ます。
既に触れたように、長距離配送ドライバーは勤務時間の大部分がトラックの運転となるため、業務内で他人とコミュニケーションをとる機会はほとんどありません。それに対して、ルート配送ドライバーの場合、配達先ごとに顧客企業の担当者とコミュニケーションをとる必要があります。
そのため、他人とコミュニケーションをとることが好きな方に向いているのは、長距離配送ドライバーではなくルート配送ドライバーであると言えるでしょう。
本メディアではルート配送の中でも食品配送ドライバーにまとを絞って、その仕事内容や魅力について紹介をしています。まだどの配送ドライバーになろうかと決めかねている方はぜひチェックしてみてください。