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荷物の積み込み方

多くの荷物をさばき、指定時間どおりに配達するためにはある程度の配達速度が求められます。そこで重要になるのが、荷物の積み込み方です。ここでは、配送ドライバーにおける荷物の積み込みのコツについてまとめました。

積み込みの手順

具体的な荷物の積み込みの手順について紹介します。ひとつずつ見ていきましょう。

エリアごとに分ける

いきなり荷物を積み込むのではなく、まずはエリアごとに荷物を仕分けします。この時、専用端末への持ち出し登録を忘れないようにしましょう。

配達順に積み込む

エリアごとに仕分けした荷物のグループを、配達順の後ろから積み込んでいきます。この時伝票をはがし、その受領伝票に荷物の特徴などをメモするとさらに荷物が取り出しやすくなるでしょう。

配達順に積み込むということは、センターや営業所から一番遠い場所の荷物や最後の方に配達する荷物をバックドアから遠く離れた運転席・助手席のすぐ後ろに積み、そこからバックドアに近い方へと順に積み込んでいくということです。

積み方はさまざまありますが、ポイントは先に配達する荷物を取り出し口近くに置くようにして、荷物を取り出しやすくするということ。考えなしに荷物を積むと探すのに時間がかかってしまいます。

重い荷物は下に置く

小さくて軽い荷物を上の方に置き、重い荷物は下の方に置くようにしましょう。荷物の中身が無事であっても、段ボールが変形したり破損したりしていては受け取ったお客様の気分はよくありません。

段ボールなどの包装資材も含めて大切な荷物であるという意識を持つことが大切です。

形や高さに合わせて積む

なるべく同じ形の荷物でまとめたり、高さのあるものは横にして積んだり(荷物の上下指定がない場合)、隙間をなくしたりすることは、たくさん積めてさらに荷崩れが起きないようにするための大切なポイントのひとつです。

軽貨物での配送は、発車・停車の繰り返しや角度のある右左折が多くて荷物が不安定になりがち。ドアを開けた途端、荷物が落ちてきてしまっては大変です。出きる限り無駄なスペースをなくし、隙間に小さな荷物を入れるなどして積んだ荷物を安定させましょう。

台車を載せるならスペースを作っておく

台車は取り出しやすいよう荷室の横に積むことが一般的なため、台車を載せるスペースを確保して荷物を積んでいきましょう。台車の重さで荷物を破損させてしまったり汚してしまったりする可能性があるため、荷物の上に置くことはNGです。