重量物の配送ドライバーの業務は、大型トラックを運転して取引先へ重量物を配送することです。
重量物には、「何kg以上」という明確な定義がありません。基本的には「とても重いもの」が重量物となりますが、定義がない以上、配送を行う会社が「重量物」と考えれば、それを配送する人が重量物配送ドライバーとなります。
重量物の例としては、フォークリフトやトラックなどの車両、工場に設置する大型設備、ピアノ、冷蔵庫、コピー機などが挙げられるでしょう。
一般的に、重量物の配送には大型トラックが使用されます。
大型トラックとは、最大積載量6.5トン以上で車両総重量が11トン以上の車。運転するには、大型自動車第一種免許が必要です。ちなみに大型免許を取得するには、21歳以上であることと普通自動車免許を取得してから3年以上経過していることが条件となります。
取引先により、長距離を運転することもあれば短距離を運転することもありますが、重量物を乗せた大型トラックである以上、事故を起こせば惨事になりかねません。それゆえ重量物の配送ドライバーには、慎重さと真面目さが必要とされています。
荷物の配送に際しては、荷物の特性に即したさまざまなトラックを運転することがあります。
重量物の配送で多く見られるトラックは、トレーラー車やユニック車など。トレーラー車とはトラクターにトレーラーを連結した車両で、ユニック車とは重機などをクレーンできる機能を持った車両です。
ほかにも、電柱や鉄管、鉄道車両などを運ぶポールトレーラーを運転することもあります。ポールトレーラーの運転には極めて高い技術が必要とされます。
重量物の配送ドライバーとルート配送ドライバーの違いをご紹介します。
同じドライバーとは言え、重量物の配送ドライバーとルート配送ドライバーの仕事は全く異なります。求人検索をする際には、両者の違いを明確に理解して会社の比較を行いましょう。
重量物の配送が仕事である以上、重量物の配送ドライバーは、一般的に一人の力では積み下ろしできないような非常に重いものを運びます。それに対してルート配送ドライバーは、店舗で販売する食品など、比較的軽いものを運びます。運ぶ対象の重さの違いが、両者の最大の違いと言って良いでしょう。
なお、重量物の配送ドライバーには過酷な肉体労働のようなイメージもありますが、荷物の積み下ろしは機械が行うことも多いため、業務の中心は運転です。その点では、自分で荷物を積み下ろしするルート配送ドライバーのほうが体力は要求されるかもしれません。
重量物の配送ドライバーは、基本的に仕事の都度、配送先が異なります。配送先は長距離になることもあれば、近場になることもあります。
一方でルート配送ドライバーは、毎回決まったルートを通り、決まった店舗へ荷物を届けて回ります。近場の慣れた道を通るため、プレッシャーや緊張などの精神的負担はさほど強くありません。またルート配送ドライバーは長距離を配送するドライバーとは異なり、毎日帰宅して規則正しい生活を送れることも特徴。重量物の配送ドライバーの場合、長距離であれば当日に帰宅できない可能性もあるでしょう。
本メディアではルート配送の中でも食品配送ドライバーにまとを絞って、その仕事内容や魅力について紹介をしています。まだどの配送ドライバーになろうかと決めかねている方はぜひチェックしてみてください。