長距離配送ドライバーとは、東京から大阪といった、片道での距離が300キロメートルを超える配達先に荷物を届けるトラックドライバーです。ルート配送ドライバーと異なり、業務時間のほとんどがトラックの運転となり、業務内で他人とコミュニケーションをとる機会はほとんどありません。そのため、長時間一人で仕事をすることを苦に思わない方に向いている業種と言えます。
また、拘束時間が長く、その分肉体的な負担も大きいことから、給与面での待遇がいいのも長距離ドライバーの大きな特徴です。
長距離配送ドライバーの仕事内容について
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軽貨物ドライバーとは、軽トラックや軽バンといった軽自動車を使用して荷物を配達するトラックドライバーです。軽自動車に載せることができる程度の重量の荷物を主に取り扱うため、女性や高齢者でも活躍しやすい業種です。
決められたエリア内を巡回する点で、ルート配送ドライバーと軽貨物ドライバーはよく似た業種ですが、多方で、いくつかの違いもあります。とりわけ、配送に使用する車両の違いは大きな違いの一つです。既に触れたように、軽貨物ドライバーは軽自動車を使用するのに対し、ルート配送ドライバーは1.5tトラックや2tトラックを主に使用します。
短距離ドライバーとは、配送センターから取引先の店舗までの比較的短い距離で荷物を配送するドライバーです。1日に複数の配送先へ荷物を届けることが主な業務ですが、取引先によっては商品を箱から出し、店頭へ陳列する作業を行うこともあります。食品だけではなく、さまざまな商品が配送の対象です。
おおむねルート配送ドライバーと似た業務となりますが、短距離ドライバーの場合、朝早くからの仕事になることも多い点が特徴的。早い日では朝3時、遅い日でも朝6時にはセンターでの業務が始まります。
中距離ドライバーとは、4~10トン程度のトラックで中距離の取引先に荷物を運ぶドライバーです。中距離の目安は、短ければ往復10km程度、長ければ往復200km程度になります。
食品配送ドライバーほど細かく動く必要はないものの、やや長い距離がある場合には、配送前日の夕方~夜にセンターを出発することもある点が食品配送ドライバーとの大きな違い。また、運転するトラックのサイズによっては、中型免許や大型免許の取得が求められる点も、食品配送ドライバーとの主な違いと言えるでしょう。
重量物の配送ドライバーとは、大型トラックを運転して重量物を運ぶドライバーです。重量物の重さに明確な基準はありませんが、基本的に一人で積み下ろしできないような非常に重いものを運びます。具体的には、車両や大型設備、ピアノ、重機、電柱などです。
仕事の都度、配送先や運転距離が異なる点が食品配送ドライバーとの大きな違い。また、大型免許が必須となることも主な違いの一つとなるでしょう。
荷物の積み下ろしは機械が行うことも多いため、イメージするほど過酷な重労働ではありません。